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加盟組合委員長殿

東京地方医療労働組合連合会
執行委員長 岡本 学

 

 

2010年「新春のつどい」のご案内

 

 国民医療・福祉を守り、医療・福祉労働者の生活と権利を守るための日夜のご奮闘に敬意を表します。
 新たな年を迎え、お互いに奮闘する決意を固め合う場として、恒例の新春のつどいを開催します。各組合から積極的なご参加をよろしくお願いいたします。

 

日 時:2010年1月8日(金)
午後6時30分開会

会 場:豊島区立勤労福祉会館

п@03-3980-3131
JR池袋駅南口より7分

会 費:一人5000円

 

 

09年関東医療労働学校御岳教室を開催
2009年9月12日(土)〜14日(月)

 

第43回関東医療労働学校(御岳教室)は、9月12日(土)〜14日(月)の日程で、青梅市にある御岳山の御岳山荘にて開催されました。
  毎年恒例の労働学校。今回は、18組合から51名の参加。役員を除く19名が全日程に参加し受講証を受け取りました。

  初日の夜に雨に降られたものの、豊かな自然環境のもとで大いに学びつつ、都内各地の病院や施設等で働く、さまざまな職種の労働者同士の貴重な交流の場として、充実した3日間を過ごしました。

 

 

 

以下、労働学校の日程と参加者の感想文の一部をご紹介します。

第1日目

  13:00−13:30

開校式

13:30−17:00

講義 「現代の青年と人間らしさの問題」山田 敬男先生

17:00−18:00

分散会

18:30−

夕食

20:00−

大交流会/自由交流  


第2日目

  06:30−08:00

ラジオ体操、掃除

08:00−

朝食

09:00−12:00

講義 「労働者階級とその闘い」山田 敬男先生

12:00−13:00

昼食

13:00−14:00

レクリェーション(御岳山散策)

14:30−17:00

分散会

18:30−

夕食

20:00−

キャンプファイヤー、花火/自由交流


第3日目

  07:00−08:00

ラジオ体操、掃除

08:00−

朝食

09:00−12:00

講義 「情勢を考える」山田 敬男先生

12:00−13:00

昼食

13:00−14:00

分散会

14:00−15:00

閉校式

 
若い世代の仲間がたくさん参加していることなどに、とてもはげまされた。
民間医療機関 事務職 30代男性

 私より若い世代の仲間が、労働学校にたくさん参加していること、また活動の中心になって頑張っていることに、とてもはげまされました。
 入職して半年のため、職場以外の知り合いや仲間が少なかったので、今回、多くの方々と知り合え、いろいろと話ができたことが、よい財産になったと思います。
 山田先生からは、組合の歴史や、今の情勢など分かりやすく講義していただき勉強になりました。特に、自分自身をどう見つめるのか、他人(仲間)をどうとらえる(見ていく)のか、が、あれこれの技術論・方法論以上に大事なのだと感じました。
 まだまだ、学んでいかなければならない事は多いのですが、これを機に、少しずつ勉強していきたいと思います。

<労働学校全体について>
 日程全体に適度にゆとりが。



「みんなでいろんな問題を考えて行こう」といわれ、とてもうれしかったし自分に力がわいてきた。

民間訪問介護事業所 ヘルパー 50代女性

 初めての参加で、しごきの勉強がまっているのかと、とても不安でしたが、山田先生の話もとてもわかりやすく、楽しく聞けて、又、自分で思いつかなかった「仲間」だよという事や、みんなでいろんな問題を考えて行こうと云われ、とてもうれしかったし、自分に力がわいてきた思いでした。ここを離れて、また、大きな問題にぶつかった時など、“私は一人ではないんだ”と思える事、みんなのささえがあるんだと思える事が、次のステップになり活動力になると思います。ここにこれて、良かったと思っています。

<労働学校全体について>
 学習会、分散会、交流会と盛りたくさんで、とても勉強になりました。


 

初心に戻った感じ。“労働学校に行ってちょっと変わりましたね”といわれるように頑張りたい
民間病院 看護師 40代女性

 看護師としても、組合の経験も長い割には、性格的な弱さから、とにかく目の前の事をやるだけで精一杯で、不安が大きくすぐに動揺してしまうタイプで、自分が自ら率先して頑張るタイプではないのがずっとコンプレックスとしてありました。
 これから新しい法人となり、組合の存在、執行部の姿勢を問われてくる中で、今の自分ではダメだと思い参加しました。
 現在、7人の執行委員がいますが、まずはこの7人の仲間との信頼関係を創っていきたいと思います。今までは、つい執行委員長におんぶに抱っこで頼りきってしまい、しかも言葉不足+力不足+知識不足で、体をはって頑張っている執行委員長を支えきれずにいましたが、これからは自らも色んな所に目と耳を向け、組合員とも向き合いたいと思います。
 ・・・とは言いつつも、下界に戻ると、又、ウジウジする事もあると思いますが、今回、分散会で役員の方から言われた“仲間が訴えてきたことをどれだけ自分が真剣に感じられるか!”(これが詩人の心だと今日の講義で分かりました)との言葉を自分の課題として頑張りたいと思います。
 良い意味で、組合活動を始めた頃の気持ちや、大阪の施設時代(21才〜34才)組合員の仲間と色んな事を取り組んできた頃の思いを、思い出させてもらい、初心に戻った感じです。
 “○○さん、労働学校に行ってちょっと変わりましたね”と言われるようになりたいです。色々とアドバイスありがとうございました。



青年をとりまく状況の悪化、社会的弱者切りすての状況、

 より深く理解できた。

民間病院 看護師 30代女性

 今回、初めて労働学校に参加しました。授業内容は難しい問題をわかりやすく説明してもらい、完全ではありませんが、何となく理解できたかと思います。
 現代社会の青年をとりまく環境の悪化してきていること、社会的弱者を切りすてている状況、わかっているつもりだったものが、資料によって具体的な数値を示される事で、より深く理解でき、問題である事を認識できました。
 また、組合の歴史も、今までほとんど知らなかった事なので、学べて良かったと思いますし、情勢についても、普段あまり新聞・TVを見ない私にとって、改めて世間で起こっていることを知ることができ、学べました。
 これから新しい首相が誕生する今後の情勢について、しっかり目を向けていこうと思いました。

<労働学校全体について>
 講義だけでなく、ゲームや、ハイキング等、楽しめる企画があり、息抜きもできる充実した3日間を過ごせる内容でした。学生時代を思い出し(ラジオ体操や、食事を自分たちで配膳、布団の上げ下ろしも自分で行う等)楽しかったです。



みんながくらしやすく、働きやすい世の中にしたい、という気持ち強く持った。
民間病院 調理員 20代女性

 私は、病院に入職してまだ1年と1ヶ月ほどで、組合員としての経験も殆ど無く、労働組合のことや、医療労働の問題も理解できていない状態でした。職場では、業務委託の問題も起こり、労働組合のことをもっと知りたいと思い、先輩の誘いを受けて今回初めて参加しました。
 山田先生の話は、予備知識の足りない私にとって、正直にいって、聞いているだけで精一杯でした。しかし、組合員としてというよりも、この国で生活する者として大切なことを、たくさん話してくださったように思います。
 3日間のお話しの中で一番印象に残っていることは、憲法9条の改悪の動きが、自分の思っている以上に深刻な状態になっているということです。そしてそれが、貧困と無関係でないということです。自分より若い世代の人たちが、経済的な理由により、自衛隊に入らざるを得ない状況におかれているということが、とてもショックでした。貧困が子どもたちに進路選択の自由を奪うどころか、生命そのものを危険にさらしているということに、事態の深刻さを感じます。
 私たちが考えて取り組むべき課題はあまりに多くて巨大で、先生の話を聞いた今も、何をしたら良いのか分かりません。しかし、今の世の中をもっと良いものにしたい、みんなにとって暮らしやすく働きやすい世の中にしたいという気持ちを強く持ちました。その気持ちを活動に活かすためにも、先生の講義のことや、みなさんと話して得たことを、きちんと消化して、これからの組合活動(職場でもそれ以外の場所でも)を頑張っていきたいです。

<労働学校全体について>
 初めは、何なのかも分からないまま、ひとり山奥に放り出されて、非常に心もとなかった。けれど、一緒にレクリエーションや交流会などを通して、だんだん打ちとけて楽しめるようになった。
 労働学校のような、みんなで勉強と寝食をともにするという経験が、社会人になって初めてで、それ自体がとても新鮮だった。

 


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