看護闘争
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東京民医労看護部会ニュース 2006年2月28日発行
午前中に各単組ごとに行った申し入れ・訪問行動では、66労組、2医師会、5議員団、3病院、1特別養護老人ホーム、1老人会、2共同組織、15民主団体に申し入れと要請を行いました。 このうち事務長さんへの要請となった板橋医師会では、「板橋の各病院でも看護師が集まらず苦労している。要請は理事会に報告し検討したい」という反応で、看護師不足の広がりと、増員を求める運動での共同を発展させる条件の存在を実感させる要請となりました。また、「看護師さんが二度と働かないなんて驚きだ」という区労連の事務局長さんの参加で懇談内容が充実し、地域で医療の共闘を前進させ、看護師増やせの集会ぐらい開きたいという話で盛り上がった単組や、「支部・分会に下ろすので、署名用紙が600枚は欲しい」と言われた単組もありました。 一方で今回の要請行動では、医療現場の実態と労働者の要求への理解と共感を広げるだけではなく、小泉「構造改革」が暮らしや営業をいかに破壊しているかを実感する機会ともなりました。「下請けの町工場が圧倒的に多い中、受注減や廃業に追い込まれ、心身ともに病む人が増えている」(東京靴工組合)、「高齢者の会員が圧倒的多数。老老介護の会員多数。後継者のいる会員はわずか2%。税制の改悪も相まって廃業と常に隣り合わせの状況」(浅草民商)など、小泉「構造改革」路線のもとで、痛めつけられている地域経済の実態と労働者・国民の苦難を痛感する行動ともなりました。 ○午後の新宿駅南口での宣伝行動では、仁井さん(東京健生)、佐藤さん、澤井さん、立山さん(南部医療)、宮崎さん(勤医会)、高橋さん、田代さん(健友会)、有馬さん(健文)、桑折さん(健和会)、原田さん(健生会)が、宣伝カーの上から看護師増員署名と医療改悪反対署名への協力を呼びかけ
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