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医労連情報

東京医療関連協、第12回総会開く(04/6.15)

 国立・公的・都立病院や民間病院の労働組合で構成する東京医療関連労働組合協議会(略称=東京医療関連協約2万5000人)は6月15日、大塚の東京労働会館ラパスホ−ルで04年度第12回『総会』を開きました。

 総会は、東京医療春闘共闘の歴史と運動を引き継ぎ、1993年4月に東京医療関連労働組合協議会を結成して以来12年目を迎え開会されました。東京医療関連協は、東京におけるナ−スウエ−ブ運動や医療改悪反対・看護要求実現など、医療・看護分野の産別組織の違いを越えて運動を発展・強化させてきました。しかしながら、現場で働く我々医療関係の労働者は、慢性的な人員不足と「経営至上主義」の中で「合理化」が強められ医療事故と隣り合わせで毎日の業務を進めている状況です。

 総会はこの1年間のたたかいを以下のようにまとめました。

 東京医療関連協の運動は秋の10月前後、春闘期の2月〜3月、5月の看護の日を中心に、看護師の増員や医療事故問題、東京都の医療問題などに取り組んできました。

 職場では在院日数の短縮や医療の高度化、経営第一主義などのもとで長時間で過密な厳しい労働実態があります。またこの10年間で、国立病院・療養所の労働組合に対する攻撃や石原都政のもとでの職員組合への攻撃、病院外への行動に対する保障のカットなどの実態があります。このような状況のもとでも 200名〜 300名規模での行動を実施してきた事に確信を持つ必要があります。さらに多くの仲間を結集して運動を前進させるたための努力が必要です。

  国や東京都により医療・社会保障制度の改悪が進められてきているもとで、改めていのちを守る医療労働者の役割りを直視し、いのちを守り、安全安心のより良い医療を実現するために、世論に大規模に働きかける運動を進めましょう。

 

 



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