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04春闘速報

  新春に寄せて

東京地方医療労働組合連合会

執行委員長 武藤  勝

 

 2004年、あけましておめでとうございます。

 今年も組合員の力を集めて、政府・経営者からの攻撃を打ちやぶり、患者さんと医療労働者の生活と権利を守るために頑張りましょう。

 明治時代以降戦争に明け暮れてきた日本が、戦後今の日本国憲法を持ち、はじめて60年近くも「戦争をしない国」でした。今、この日本が戦争の危機にさらされようとしています。小泉自民・公明政府は昨年の12月9日、イラクへ自衛隊を派兵する「基本計画」を、国民の多くの反対の声を無視して決定しました。自衛隊がイラクにいけば、占領軍の一部となり攻撃の対象とされてしまいます。

 そもそもイラク戦争は、かつてない世界規模での反対の声を無視してアメリカが始めたものです。アメリカが攻撃の理由とした「大量破壊兵器」は見つかってもいません。今やらなければならないことは、不当な占領支配をやめ、国連中心の非軍事的人道支援です。いのちを守る医療労働者として「再び白衣を洗浄の血で汚さない」決意をあらためて確認しあいましょう。

 

 東京医労連は、昨年結成50年を迎えました。9月27日のレセプションには多くの組合員とともに、日本の医療労働組合運動をつくられた初代書記長の宇田川次保さんをはじめ多くの先輩方にも出席いただきました。東京医労連は、1960年「一律3000円の賃上げ、最低保障1万円」をかかげ21波のストライキで闘い要求を実現。68年から70年代はじめにかけた闘いで「夜勤協定」を実現。78年からはじまった差額ベットは慰しをはじめとする「五つの医療改善」の取り組みは、「さわやか運動」と評価されました。1989年10月6日、1300人が銀座をデモして始まった「看護婦ふやせ」の闘いナースウェーブは「看護師確保法」を制定させ、准看護師制度廃止・看護制度一本化へ大きく前進しています。

 東京医労連50年の歴史は、闘ってこそ要求は実現できる事を実証しています。昨年は、99年に根岸病院で経営者が一方的におこなった初任給の引き下げに不当労働行為の認定を勝ち取り、結核予防会では、一方的強行導入した「成果主義賃金」を撤回させるなど、医労連に結集して闘う中で大きな成果を勝ち取っています。

 

 大企業は大儲けをしながらも労働者には賃上げゼロ、医療・福祉は切り捨て、今年は年金の大改悪もねらわれています。青年は学校を卒業しても就職できず、中高年はリストラの矢面、いったいこの日本はどうなっているのでしょうか。

 連日のように「医療事故」が報道されています。医療の高度化、入院日数の短縮で、看護職をはじめ医療の現場は超過密状態、医療事故の背景には欧米に比べ二分の一以下の看護師配置しかされていないことがあげられます。『安全・安心の医療、看護』実現に向け、今年も頑張りましょう。

 

 



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