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東京民医労

2004年春闘回答についての

 中央執行委員会見解

 

                  2004年3月18日

東京医労連 南部医療労働組合

中央執行委員会

 

昨日、2004年春闘要求に対する回答が理事会より示されました。

賃金回答については、2年連続ベースアップなし定期昇給のみ回答です。定期昇給は、そもそも昨年度、協定した事項ですので、当然引き上げられるべきであり、私たちの要求に答えていません。

労働条件についても、前進回答は、示されませんでした。

増員については、厳しい職場状況を反映して、春闘アンケートでも、多くの要求が出されましたが、3月中に回答するという回答にとどまりました。

週休2日制については、実働8時間、週40時間という、時間延長を基本として検討をすすめるという回答になっており、時間短縮という世界的流れ、国の方針にも反する回答になっており、評価できるものでは,ありません。

労働組合は、経営を守り、予算達成・新規事業を成功させることと、労働者の生活と権利、展望を持って働きつづけられる賃金・労働条件を向上させていくことは、一体のものであると考えています。

今後、理事会には、賃金引き上げ、労働条件改善を求め、再要求していきます。また、イラク派兵反対・年金改悪反対など多くの共にたたかう課題では、引き続き協力して、運動をすすめていきます。

組合員のみなさん、厳しい労働条件が続いていますが、一人ひとりの組合員の奮闘が要求実現のカギです。2004年春闘、団結してたたかっていきましょう。



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