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看護闘争

(04/1.22)

「労働条件がどんどん昔に戻される」共通の思い。東京医労連春闘討論集会看護分科会40人参加


 

 東京医労連春闘討論集会が越後湯沢で行われ188名が参加しました。

看護分科会は40人参加し、どこもサービス残業の横行、時間外の委員会の多さ、病院機能評価の「お受験」での業務量アップ。「先輩たちが勝ち取ってきた労働条件がどんどん昔に戻されているネ」がみんなの共通の思いでした。主な職場の状況は………。

l              4月からNsが静注をやるということで「看護発達レベル2」の人から講習を受ける。(慶応)

1100人のNs全員に5分間隔でどんな仕事をしたかを1週間記入させ、何が残業になっているか調査すると大学側が開始した。(女子医大)

l              生休が昨年9月から自己申請となり、取得しにくくなった。病棟再編で60床の病棟がふたつでき3人夜勤になったが…・・(これ前進??前は45床だったのよ)療養型は協定なしの二交替をスタート(南部医療)

l              「お受験」にむけて準備中。朝Nsがたくさんいるのに会議でみんないなくなり、患者さんから「会議会議で俺たちのところにきてくれなくなった」と苦情をいわれる。(桜ヶ丘)

l              昨年9月から2次QQ取得したが、外来夜勤者はいないため急患あると病棟Nsが対応。AMIだったりすると心カテまで入り、病棟は残りのスタッフで守る。あまり大変なら師長を自宅から呼び出して良いといわれる。

l              病院への忠誠心がないと賃金カット処分したり、職員・労組への攻撃を強めている。職員のネームプレート改善すると言って回収、新しくなったのは「准看護師」などの職種を強調するものにされた。(井之頭)

  日大の叫び

 日大の保険ベットは1部屋8床というところがあり、シーツ交換もベットを動かさないとできない点滴台もスムースに入らないそうです。労組が患者さんの声を代弁して病院に伝え、副院長も「6床に」と希望。あるジャーナリストのアメニテイ採点で10点満点で0点と週刊誌に。

 時代逆行「今は妊娠しない方がいい」国立病院

 国立は人件費57%、50%以下にしたい思惑。Drは賃上げしないと確保が困難、Nsで削るしかないと40歳以上のNsは不要といわんばかりの賃金体系。賃金職員は10月1日付けで夜勤可能なNsは定員にするということで親切な師長は「今は妊娠しない方がいい」と助言、時代が逆行している。看護協会の賠償責任保険は17万人のNsが加入しているが1件も支払いなしで保険会社ボロもうけ。14年で90件をこえる医療事故が発生しているが被害者、家族、患者団体と共にシステム改善等具体的に実現してきている。

そして 04春闘「沈黙から発言」(スザンヌ・ゴードン)   ということで次のことをまずやりましょう。

@   看護メッセージを書こう 

 ご近所の方に伝えるようわかりやすく。

A   参加しましょう  

  日本医労連看護要求実現全国交流集会   2月3〜4日 熱海 後楽園ホテル


次回 Ns闘争委員会 2月13日(金)18時30分予防会


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