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看護闘争

 

「看護職員をふやせ」メッセージPT3

(04年1月10日)

  <東京逓信病院>

  今日、一日の私の仕事をふりかえってみました。

 朝8時に採決へ、8時1分から採決開始する。「真空採決管」問題による採決方法の変更でビクビクしながらスタート。呼び出しをしなくとも患者さんが中にどっと入ってくる。

 8時20分頃、上司が採決中の私を含む二人のナースに向かって「今日、二人も休んだのよ、だれか放射線科に行って」というので急きょ、私が9時から放射線科にいく。

11時15分、予約検査終了したので、今日、私が本来働く場所の皮膚科外来にもどる。

皮膚科は3人のところ、二人になってしまったため、大変だったと同僚がなげく。14時45分まで皮膚科外来で働き、その後、また、放射線科にもどり血管撮影の介助をする。

 16時15分皮膚科外来にもどり、片づけをする。こんな仕事でやりがいも、なにもあったもんじゃなし、継続指導もできやしない。

 看護婦増やして、ていねいな仕事をしたい。そんな一日でした。

 

〈東京勤医会〉

 職員欠員状況で2ヶ月半過ぎましたが、スタッフの疲労はピークです。その上、ボーナスは減る、今後の賃金アップも見込めないときたら、他のところに勤めようか?!と考えてしまうのは私だけではないはずです。

 残業が多くなり、毎日の家事がやりきれないでいるしわ寄せ休日にたまり、子どもたちを遊びに連れて行く余裕もありません。課程と仕事が両方に重く傾いている状態です。

 本気でパートへの勤務変更も考えています。働きやすい職場作りは、人員数が満たされてこそと思います。こんな満たされない気持ちのままに仕事をしていても患者さんのためにならないのではないですか? 私はやりがいのある仕事がしたいんです!!

 

〈結核予防会〉

 毎日忙しい日々、ミスをしないように不安な顔で患者の前に出ています。余裕がないこともあり、患者とのコミュニケーションも少なく、時間内にやらなければいけないことをこなすのも無理な状況。

人が少ない中でガンバってても、がんばりすぎて体調をくずし、さらに人数少ない中の勤務(仕事内容)となっての仕事はかなりつかれます。

(休憩時間もまともに取れず)Drだけ増え、Nsの増員が少なく限界、ナースの悲鳴が出てきてもおかしくない状況の中の仕事です。

 

 

 

港勤協

職員の移動や削減などで人で不足がつづいている。異動などで不慣れな者ばかりで仕事のミスが多い。頭数がいればいいという考えはやめてほしい。早番、残り番、その他、残業の回数増えている。希望の日に休みがとれない。いそがしすぎて

医療ミスがあってあたりまえの状態。

東京勤医会

患者の要求が高くなっているにも関わらず、スタッフが少ないためにかなりの残業になっている。一人あたりの業務の内容が加重になりすぎてくたくたです。

自分の健康も守れません。質の高いケア対応するのに必要な人員が不可欠です。どうかよろしく現在の実態を理解して下さい。

 

東京勤医会

 私は訪問看護ステーションに配属されています。11月から入ったので現場のことはあまりわかりませんが、他のスタッフの方は、かなり遅くまで残業しているようです。

又、ケアーマネージメントも大変で、結局、訪問を終えてからの残業時間で行っている様です。

ステーションは、夜勤はないのですが、そのかわり、形態電話を常時持って、夜、利用者さんが調子の悪いときに対応しなければなりません。休日も同様です。そのため、休みでも精神的に休めなかったり、落ち着かなかったりとストレスがたまります。

また、スタッフが少ないため、休みが取りにくいこともあります。

私はまだ、育児時間中で携帯待機や残業などしていないのですが、フルで仕事をするようになると携帯待機や残業などしていないのですが、フルで仕事をするようになると携帯待機やら残業やらで大変になると思います。休まることができないのが心配です。あと二人看護師を増やしてもらえるといいのかな、と思います。

 

東京逓信病院

 40床で産婦人科と空床時その他もろもろの助成の雑科病棟で働いています。

この10年間でスタッフが25人から19人に6人も減らされました。各4人の準夜勤・深夜勤だったのを今は各々3人ず゜つにされました。10月に助産師が1人退職した後、補充されないで、3人夜勤のうち、助産師2人と看護師1人だったのを助産師1人と看護師2人にされました。

 職場と組合では、助産師を増やして、夜勤帯は助産師を2人にせよと話し合い、窓口交渉し、ニュース等で宣伝しました。助産師1人の深夜勤務で、帝切があり、休憩も休息も取れなかったため、11月からは助産師1人の深夜勤務は注視となりました。が、助産師は増やさないため、助産師の深夜勤務は67回、準夜勤は4〜5回で合計10回以上になっています。

 昨年より、分娩数が25%も激減してしまいました。私たちスタッフは助産師を増やして分娩数を増やしたい、そのためには部かを押さえつけ、提案してもつぶし、自分ではやる気のない病棟の看護師長をやる気のある看護師長に変えるのが一番早道なのです。

 全くの人事ミスで、病棟運営がメチャメチャになっています。信頼関係がまったくありません。看護部もまったく有効な対策をたてないので困っています。働きがいも失って退職希望が増え、他病院に採用が決まっている人もいます。

 


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