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看護闘争

 

「看護職員をふやせ」メッセージを送って下さい。

 あなたのメッセージ運動、多くの組合でとりくみはじめられていますが、まだまだ本部に送られてくるのはほんの少しです。先行してとりくみがすすんでいる日赤の看護職員メッセージから紹介します。

 

 もうガマンも限界!

 看護師増やして!    全日赤「メッセージ」集 

 <医療センター単組>

   毎日、毎日、残業を2時間ぐらいしています。人手が足りないからです。在院日数は 短くなり、入れ替わりが激しくなっています。いつもバタバタと動いて疲れ果てています。 もっと余裕をもって仕事したいです。

   夜勤も長時間(12時間)なので身も心も病んでいきます。

 ※残業しなくてすむ人員配置をできるよう、看護師数の見直しをすること。

 ※夜勤の長時間を廃止し、3交替に戻すこと。

 ※夜勤人数、配置定数の見直しをすること。

◎今の医療体制では看護師は過労死します。      (医療センター・病棟)

 

   私が今日まで看護師を続けてこられたのも、組合の仲間のおかげです。年々仕事の

 増大、高度化、人員削減、自分自身の高齢化の状況で安全な医療を提供したいと思い、

 日々励んでいる。それら(事務処理や片づけ、明日の準備)は残務となって処理してい  ます。それも時間的余裕のある人、責任感のある人の個人努力で業務の開始前や終了後  に処理 しています。スタッフの善意で人員不足を補っています。日々処理しておかない と翌日に響き 仕事の能率が落ち、ストレスとなったりします。

   このような毎日が続くと、いつまでも働き続けるのは困難です。

 やはり、看護師増やして!これしかない。        (医療センター・その他)

 

   日本は外国と比べて、看護師の数が少ないので、せめてヨーロッパくらいまで看護師を増やしてもらいたいと思います。もし、今以上に看護師の数が増えたら、より行き届いた看護が提供できるのではないかと思ってます。             (医療センター・病棟)

 

「あなたのメッセージを政府、国会議員、マスコミに届けます。」と職場ぐるみで訴えのメッセージを寄せてくれています。全国で1000人を超えました。

 

   私は58歳の看護師です。21歳の時から3人の子どもたちを産んだときの産前産後

 休暇以外は長期の休みを取ることもなく、働き続けてきました。私が37年働き続ける

 ことができたのは、健康に恵まれ、働く仲間に恵まれたからですが…

 その間、産休明け保育所を自分たちで作り、当然の権利であるはずの妊娠中の夜勤免除

 子どもが1歳になるまでの哺乳時間の取得なども本当に勇気を出して、嫌がらせをされ

 ながら取らなければ働き続けられない状態でした。

 

   あれから30年、看護師の働く職場環境は全く改善されません。

 夜勤時間は8時間から12時間へと延長。

 労働密度は高くなるのに、それに比例した増員はされず、看護師は毎勤務、数時間の

 時間外労働は当然。月の時間外労働は30時間は普通という状態です。55歳すぎても

 夜勤の制限もなく、病棟・外来のかけ持ち勤務…。

 職場が少しヒマだと、忙しい病棟へ時間単位でリリーフ…。

 こういう状態で安全・安心の医療や看護をどうやって保障できるのでしょう。

 中高年も若者も、働き続けることに不安を持ち、今の医療体制に疑問を持っています。

 もっと患者に優しくゆったりと接したい…。いのちと健康を守る担い手として、誇りを

 持って働き続けたいと切に願っています。

 

 夜間もせめて患者10人に1人の看護師。夜勤は8時間で月6日以内。

 50歳過ぎたら夜勤制限を!それができる看護師の増員を!  (医療センター・その他)

 

 医療事故を防ぎ、安全な療養生活が出来るようにしてほしい。そのために夜勤はひと月に

6日以内にしてください。 また、一病棟の入院病床は35床にすべきです。

 夜間の勤務員を昼間と同じレベルにしてほしい。

50歳過ぎたら、夜勤の軽減をしてほしい。 外来・病棟の一体化はしないでくださいそんなことをしなくてすむ人員配置を。             (医療センター・病棟)